◆「健康」とは、そもそも何なのか?

それをWHO(世界保健機関)は、次のように定義しています。

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. (身体的、精神的および社会的に良好な状態であり、単に疾病や病弱でないことではない)

 

「社会的に」という言葉が入っているのがポイントです。つまり健康であるとは、「心身ともに健やかで、周りの人や社会に迷惑を掛けない」ということなのです。とても意味の深い定義です。

 

古代ローマ時代から「健全な精神は健全な身体に宿る」(身体が健康になれば心も考え方も健康になれる)といわれ、東洋では昔から「心身一如」(心と身体は一体である)ととらえます。

心身ともに健やかであってこそ健康です。ここまでは、よく理解されているものと思います。

 

でも、生涯寿命が伸びて高齢者が増えている現代では、それだけでは十分とはいえません。身体的、精神的、社会的に健康、この3つがバランスよく揃った状態が健康なのです。

 

例えば、認知症や寝たきりにならないようにして、周りの人や社会に迷惑を掛けない。つまり、「人生最後まで身の回りのことは自分でやれる」ことが、「社会的に自立している」ということなのです。それは、社会貢献になるということです。

 

私たちは「Live longer, Work longer」(より長く生き、より長く働く)時代を生きています。そのため、「健康を人生の基礎とし、自分の人生と仕事を心から愛せる健康人として生きる」という姿勢が大事です。

 

蛇足ですが、当社会長の江尻みどりは2級の障がい者です。それでも私たちは彼女を健康人と思っています。心身ともに健やかというと、「心身に障がいがある人間はダメなのか?」という人もいますが、そうではありません。これから、このブログで健康の本質について考えていきたいと思います。

 

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