◆人生を健康経営する時代(1/2)

経済産業省が推進している健康経営(Health productivity)が広まっています。社員の病気予防と健康維持増進に投資して、それによって会社の経営効果を引き上げることが目的です。

 

でもこれは社員の側が、自分自身のことであり、自分を利することであると意識して、積極的にアプローチしなければ効果は出ません。

 

健康を阻害する代表が、認知症や三大疾病(がん・心臓病・脳卒中)です。実は、いずれも生活習慣病で、20年以上の潜伏期間を経て、発症します。そして多くの人が、75歳前後に発症し、その後は “医療・介助の生活” を余儀なくされています。

 

この現状から言えることは、40代・50代のうちから、一人ひとりが「わが人生を健康経営する」という意識を持ち、「認知症やがんを引き起こす原因となっている自分の生活習慣を見つけ、それを解消し、健康に人生を営んでいく」のが何よりも大切だということです。

 

m51003.jpg


私たちの生活の中に入り込んで、認知症や三大疾病などの病を引き起こす原因となっているのは、“病的な老化“ を招く習慣です。

 

「老化」現象には、「止められない “生理的な老化”」と「止められる “病的な老化”」の2種類があります。

 

1.止められない生理的老化
視力が低下した、顔にシワやたるみができた、肌の艶がなくなった、髪が薄くなった、息切れがするなど、歳を重ねると誰もが避けられない老化現象です。

 

2.止められる病的老化
病的老化の代表が、3つの大敵と言われる、糖化・酸化・内臓脂肪化です。これらは、生活習慣を少し見直すことで防ぐことが可能です。しかし、「防ぐという意識」と「防ぐための行動」が伴わず、認知症を含め、さまざまな病を引き起こしているのが現実です。

 

m510007.jpg

3つの大敵は糖尿病や動脈硬化、アトピーやうつだけでなく、近年急増している認知症や三大疾病を引き起こすことが、最新の研究で分かっています。病的老化を招く日々の生活習慣が、引いては重篤な病までも起こしているのです。

 

では、生活習慣の何を見直せば、これら3つの大敵を防ぐことができるのでしょうか?  

 

――次回(2/2)へーー

◆血糖値スパイクが引き起こす認知症

私たちにとって、きわめて深刻な問題になっている病気が認知症です。

 

認知症とは、「後天的な脳の障害によって、いったん正常に発達した知能が低下した状態」と定義されています。以前は “痴呆” と呼ばれていましたが、差別や軽蔑の意味を含んでいるという意見があり、また実際に不快を感じる人が多いことから、厚労省の通達によって2004年に “認知症” と改められました。

 

認知症には、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などがありますが、その半分以上はアルツハイマー型認知症です。 

 

認知症は、MCI(Mild Cognitive Imparimanet、軽度認知障害)と呼ばれる状態を経過して完成されますが、MCIの段階であれば、回復可能とされています。しかし一度認知症まで進行してしまうと、もはや正常に戻すことは不可能とされています。

 

そして、認知症の症状を劇的に改善する医薬品は未だ開発されていません。2013年に開催された認知症サミットでも、認知症の治療薬には限界があるので、積極的に予防するしかないと結論づけています。

 

また、認知症が完成するまでには、以前は10年ほどかかると言われてきましたが、現在では20年以上かかると考えられています。このためできるだけ早くから積極的に予防し、MCIにならない、もしMCIになったらいち早く正常に戻すことの重要性を強調しています。

 

m501.jpg

認知症の原因は糖尿病を筆頭に、動脈硬化・慢性炎症・肥満・運動不足・有害金属・医薬品などが指摘されていますが、最新の研究で「血糖値スパイクを繰り返す生活」が最大の原因であることが分かってきました。

 

血糖値スパイクによる “糖化” で、「脳が糖尿病の状態になってしまう」のです。このため認知症は、別名 “3型糖尿病” と呼ばれるようになりました。

 

ところが、この血糖値スパイクは、通常の健診や人間ドックでは分かりません。健診や人間ドックは空腹時に測定するので、その結果が正常な人でも、食後高血糖、つまり血糖値スパイクを起こしている人が多いのが実態です。

 

m502.jpg

以上のことから、次の2点が重要であることが分かってきました。

 

1.40代・50代から積極的に血糖値スパイクを抑える
血糖値スパイクを繰り返す生活を20年以上続けると、MCIの段階を経て、認知症になってしまいます。そして認知症になる時期が75歳前後に多いという現状を考えれば、40代・50代から積極的に血糖値スパイクを抑えることが重要です。

 

2.健診や人間ドックで高血糖と判定されるとヤバい!
糖質を含んだものを食べたり飲んだりすると誰もが血糖値がある程度上昇しますが、そうではない空腹時に測定して、「あなたは高血糖です」と判定されたら、それはかなり危険な段階です。糖尿病の直前か、合併症の人工透析に一直線に向かっているか、MCIに足を突っ込んでいると考えたほうがいいということです。

 

人生後半戦を迎える48歳の桑寿からは、積極的にMCIを予防する。そのためにも血糖値スパイクを抑える生活をすることが重要なのです。

 

◆NHKが血糖値スパイクを特集

日本人に急速に蔓延している “血糖値スパイク” の知られざる実態を報道するため、NHKは2度にわたって、特集番組を組みました。

 

●「NHKスペシャル:血糖値スパイクが危ない」(2016年10月8日、NHK総合)
73分に及ぶ生放送。血糖値スパイクには糖尿病以上の恐怖があり、認知症・がんなどの現代の国民病を引き起こしていことを、最新の科学が突き止めた。視聴者も参加できる血糖値スパイク危険度チェックテストが行われ、16万人が参加。

 

●「シリーズ医療革命:あなたを襲う血糖値スパイク」(2017年2月3日、NHK BS1)
大きな反響を巻き起こした前回の番組を受け、血糖値スパイクの最新研究を追加取材。血糖値スパイクが健康寿命を縮めている現実などを徹底特集。

 

さらに、2度の放映で伝えしきれなかった情報も盛り込んで、書籍を発行しています。

 

■「糖尿病、認知症、がんを引き起こす血糖値スパイクから身を守れ!」
(著者:NHKスペシャル取材班、2017年4月24日発行、宝島社)

 

m490002.jpg

この著書の中で、次のように記しています。

 

1.NHKが初めて報道

「NHKスペシャル:血糖値スパイクが危ない」は、血糖値スパイクにフォーカスした初めての番組企画。医学界では長い間、血糖値スパイクはないがしろにされてきたが、最新科学が、血糖値スパイクが認知症や三大疾病を引き起こすことを解明した。そもそも空腹時に測定する健診では、食後血糖値の急上昇=血糖値スパイクは見つからない。

 

2.誰もが血糖値スパイクを起こす

高血糖や糖尿病は、中高年以上の病というのが常識だったが、新しい研究では、肥満ではない男性や痩せた若い女性、健診の結果に問題がない人にも、血糖値スパイクが多いと分かってきた。年代や性別に関係なく、すでに1400万人以上が血糖値スパイクを起こしている。それに私たち日本人は、もともと血糖値スパイクになりやすい体質である。

 

3.血糖値スパイク改善は健康寿命を伸ばす近道

血糖値スパイクは、さまざまな病気を引き起こす、いわば「万病の元凶」。血糖値スパイクについて、正しい知識・情報を知ることが、健康寿命を伸ばす第一歩。まだまだ私たちが知らないこと、知らされていないことがたくさんあると、番組を制作して思い知らされた。

  

当社は、NHKが言わんとすることの重要性を受け止め、「血糖値スパイクをいかに抑えるか」について、有識者と一緒にその対策を進めてきました。その成果として生まれたのが、本日発売開始の人生の健康経営を支援するサプリメント『桑快100』です。