ブログをリニューアルします。

今までは脳梗塞を発症して見えてきたことを中心に書きました。これからは60歳という人生の節目を過ぎた今だから、30余年過ごしてきた「人材育成業界」で日々感じたこと、見えたこと、思ったことを中心に書きます。

講師ってなんなのか?研修ってなんなのか?組織ってどうなのか?様々な切り口で振り返ります。その時間が次の私の扉を開けることに繋がると思っています。

高く、広く、深く人生を創っていきたいと思います。

ちょっぴり楽しみに読んでもらえたら嬉しいです。そして皆さんのなんらかの参考になれば嬉しい限りです。

 「新旧融合美しい町並み」という見出しが、新聞を見ていたら目に飛び込んできました。百景を歩くという読売新聞のシリーズ記事でした。今回取り上げられた融合の町並みは「丸の内」でした。仕事でも関わっているので、目に入ったのだと思います。明治、大正、昭和、平成と四つの時代を過ごしてきたこの地は私にとっても、思い出深い街です。

大学時代の就職活動期に、やっぱ働くなら丸の内と思い、丸の内所にある会社の募集要項を調べました。しかし…、当時の四年生卒の女性を採る企業は丸の内には見当たりませんでした。丸の内を断念して、四卒を採用する企業に照準を定めて活動したお陰で、何とか就職は出来ました。
そのことを友人の父親に話したら、丸の内は働くだけでなく、その環境も良いといわれ、友人のスーツを作るお供に一緒に丸の内ビルヂングのオーダーメイド・テーラーに行きました。年配の店主は20歳そこそこの私達にも丁寧に応対してくれて、丸の内の話や、そのテーラーを訪れる丸の内ビジネスマンの話しをしてくれました。何だかとても貴重な、お洒落でゆったりとした時間でした。
丸の内だけではなく、全国の特色ある街には様々な歴史が存在しています。そんな街の昔話を聞く旅も、気心の知れた仲間としてみたいと思います。
 
 

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↑ 昨年倒れる少し前に見た

  丸の内のクリスマスツリー

 

 

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(Vol.178)

世の中には数々の「やっかいなこと」があります。

昨日、「障害者福祉のしおり」と一緒に身体障害者手帳が届きました。障がいの程度は下肢機能が4級、上肢機能が2級でした。等級は3年後の平成25年10月に再認定されますが、その間に自分がどの様なサービスを受けられるかを、判読する気持ちを削ぐかの様な分厚いしおりから探すのは、中々やっかいです。
研修のプレゼンのために客先を訪問しましたが、相手の思いは分かっても、それを具現化できる研修を作るのは、かなりやっかいです。人と協働して仕事が出来るのはワクワクしますが、詳細を決めていくのは時間と気力と体力が必要で、なかなかやっかいです。
でもその中で親子の付き合いほどやっかいなことはありません。「親子」…この小さな集団は、様々な理不尽さえ飲み込むことを要求します。関係を遮断したり、適度な距離を置くことさえも許さないパワーがあります。人間という儚い存在を守る力もありますが、不条理に潰す力もあります。
捨て切れない愛着も有りますし愛憎も有ります。歴史もそこに存在します。可愛いさ余って憎さ百倍とはよく言ったものです。想いの濃さや情の深さは反転すると大変な事態を招きかねません。無償の愛は焦げつくと火傷しかねません。
親子といえども、それぞれは独立した個人のはずですが、冷静な付き合いはまず殆ど不可能です。親と子、それぞれお互いに問答抜きで、愛すべき存在、尊重すべき存在、掛け替えのない存在ですが、それ故に要望が高まり、ますますやっかいなことになります。

 

 

 

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(Vol.177)

 

パソコンメールを整理していたら、脳梗塞を発症する直前まで、仕事のことで一所懸命にメールをやり取りしている自分に再会しました。

そこには、数日後に倒れることなど微塵も感じていない自分が居ました。正月の間も忙しいことを嘆いたり、来年の予算を組んだり(当社は12月決算です)、新しい研修プログラムの営業方法等を考えたりしています。
少しの哀しさとほろ苦さを感じます。でも負け惜しみではなくて、脳梗塞を発症して、プラスのことも多々あります。だから決して悔やんではいません。
そんなことの延長で、「若い頃に戻りたいか?」という話題が家人とスタートしました。それぞれ問題が山積している私達ですが、今が一番幸せだと思うところは共通です。
それでも、私は出来ることなら高校一年生に戻りたいと思っています。しっかり高等学校の勉強をしたいと思うのです。振り返れば、高校の頃は本当に勉強しませんでした。それを大いに後悔しています。苦手ではありますが、生物や化学、物理の基本をもう一度勉強してみたいです。日本史の全体の流れや関心ある時代の史実をキチンと把握したいです。
受験を考えなければ、高校時代の各教科に沢山詰まっている知識をじっくり見直せると思うのです。勉強はいつでも出来ると言われますが、あの頃の時代の匂いや空間の中で、あの教師陣と友人達と出来たらとても幸せだと思います。勿論不可能なことだから、思い焦がれるのだと思いますが…。
しかし、家人は一度も「あの日に帰りたい」と思ったことが無いのです。自分を持て余していた学生時代には戻りたくないし、倒れるぐらい働いた企業戦士時代にも戻りたくない、しんど過ぎると言います。完全燃焼したのか、悔いは無いのかというと、そうでもないようです。過ぎたことは全部忘れるという性格に起因している発言なのでしょうか。
以前、先輩の女性達が、「50代の今が一番落ち着いている。今が一番いいと思う」と言っているのを聞きました。その頃は良く分かりませんでしたが、今なら理解出来そうです。確かに50代になって、私の生活はやっと自分のリズムを掴みましたし、人間関係の複雑さもサラリとかわせるようになりました。肩の力も抜けてきて、私の自然体の姿に近づいています。そう考えられる「今が一番」かもしれません。
でも、つまんないプライドを持ち、世間知らずで、唐突な告白をしたり…、そんな高校生の自分を叱りに、あの日に帰りたいと思ってしまう自分もまだいます。

 

 

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(Vol.176)

 

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