ブログをリニューアルします。

今までは脳梗塞を発症して見えてきたことを中心に書きました。これからは60歳という人生の節目を過ぎた今だから、30余年過ごしてきた「人材育成業界」で日々感じたこと、見えたこと、思ったことを中心に書きます。

講師ってなんなのか?研修ってなんなのか?組織ってどうなのか?様々な切り口で振り返ります。その時間が次の私の扉を開けることに繋がると思っています。

高く、広く、深く人生を創っていきたいと思います。

ちょっぴり楽しみに読んでもらえたら嬉しいです。そして皆さんのなんらかの参考になれば嬉しい限りです。

 

「この様なことも起き得る」と常日頃から考えていると、実際に起こってしまったことにスムーズに対応できます。

 

研修の場でも事例研究として、「こんな時どう行動するか? どう考えるか?」的なものをよく使います。問題を解いてもらう中で、その受講者の考え方が分かりますし、日頃考えていない設定場面を考えることで知識も増えます。もしもの時の準備にもなります。

 

この頃、その様な設定場面を多く望む管理職が増えているようです。起こり得る、考えられるケースをなるべくたくさん、自分の中に蓄えていたいようです。その方がイザという時にスムーズな対応が出来るというのです。

 

でもです。全ての未来を想定して、その回答を持つことは不可能だと思うのです。特に、部下指導・育成は部下によってその対応は千差万別です。「きっとこうだ!」という回答を持ち過ぎると、信じ過ぎると、その場に応じた対応がかえってしにくくなると思うのです。

 

私たちの能力は「基本力」と「応用力」で成り立っています。基本力はたくさん学ぶべきですし、知識や情報が無いことには成り立ちません。部下指導・育成であれば、心理学やコミュニケーション力も大いに強化しなくてはなりません。

 

けれども応用力は、自分で色々な角度から考えたり、「何故?何故?」と現状を疑ってみたり、一問一答式ではなく二つ目の答を探してみたり、初対面や年代の違う人と対話したりして、身に付けていくものです。あらゆる場面を想定してその正解を覚えるというのでは、本当の応用力は身に付きません。

 

応用力は経験だけでなく、目の前で起きている現実と向き合い、考えることと考えることが合体出来てこそ得られるものだと思うのです。、

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