●申(サル)にとって「桃太郎」(午歳)は最良のパートナーです。
但し、「良い桃太郎」(駿馬)を見つけることが大事です。申は慈悲心があるので、「駄目な桃太郎」(駄馬)でも可愛がってしまうからです。駄馬に仕えるのは時間の無駄です。駄馬はいくら時間をかけても駄馬のままです。
「良い桃太郎」と出会った時に、両者の関係は素晴らしいものになります。桃太郎はリードされることを嫌いますが、「賢い申」は桃太郎に気づかれないように上手にリードできるのです。そうすると、桃太郎は言う通りに動きます。賢い申こそが、桃太郎の力を存分に発揮させることができるのです。そのためには、桃太郎に、「自分があるのは申のお陰だ」「この申こそ最高のパートナーだ」と思わせることです。
桃太郎は単純で思い込みが強いので、一旦そう思えば、「自分があるのは申のお陰だ」「この申こそ最高のパートナーだ」と思い込みます。申のお陰で自分があるんだということを自覚すれば、暴れん坊の桃太郎も「謙虚」になります。
賢い申のひと言は、とても桃太郎に効きます。申は優しいのですが、最後は怖いことを桃太郎は知っているからです。
でも、賢い申は桃太郎が上昇するための我儘は許します。というのも、自分も一緒に乗って、上昇運が掴めるからです。賢い申と良い桃太郎の相性は抜群です。
「良い桃太郎」と「駄目な桃太郎」がいるように、申にも、「賢い申」と「阿呆な申」がいます。また、「ボス申」もいれば、「はぐれ申」、「駄目申」、「負けてばかりの申」、「虚勢を張る申」など、様々です。
「良い桃太郎」を生かすのは、「賢い申」×「ボス申」イコール「賢いボス申」です。
●「賢いボス申」を目指す。
申の「自己分析」と桃太郎の「他者分析」の両方をしっかりやって、桃太郎の「短所」すら「長所」に転じられる申の「賢さ」に磨きをかけたいものです。
また、正直者で義侠心に富んでいる申本来の「ボス性」に磨きをかけて、桃太郎の度量の狭さをカバーしたいものです。
「賢さ」と「ボス性」でもって、桃太郎を大いに上昇させると、桃太郎は大きな「幸せ」を運んできます。
これぞ、本当の「申知恵」です。
(1)明朗快活、元気で正直
申は楽天的です。明るく元気、自分に正直で、その時々を精一杯生きています。そして、笑顔に特徴があります。笑顔で勝負できます。申の笑顔は人を幸せな気持ちにし、心を和ませ、安心感を与えます。
相手を無理やり力でねじ伏せて従わせようとする「北風」のような桃太郎と違って、申は「太陽」のように笑顔で優しく、温かく照らすことで、閉ざされた人の気持ちを自然と開かせてしまうのです。
そんな申の有り難さを知ると、桃太郎は安心して仕事に専念できるので、申に大きな幸せを運んできます。
(2)気が利きすぎて自分でも嫌になる
相手を大事にして、人一倍気を使います。桃太郎とは違って、申の「観察力の鋭さ」と「緻密な思考力」が、場面を的確に読みます。「今何が必要なのか?」「どうするのがベターなのか?」といった空気を肌で感じ、すぐに実行することができる力をもっています。
相手にどのように見られているかを、相手の仕草や表情や会話の中から理解でき、桃太郎のように自分の好き嫌いを決して表に出すのではなく、相手の好き嫌いや自分との相性を素早く見抜いて上手に対応します。
しかし、時には、そうした自分が少し嫌になって落ち込むのです。
そんな時こそ、本当に頼りになるのが桃太郎です。
(3)潔い生き方をする
一度きりの人生ですから、「自分の生きる道は自分で決める」「自分の責任に於いて、自分で人生を切り開いていく」という潔さがあります。桃太郎と違って、たとえつまずいても、間違えたとしても、決して他人のせいにしません。これが申の生き方です。
(4)危機回避能力がある
先が見通せる申には、「転ばぬ先の杖」「備えあれば憂いなし」「石橋を叩いて渡る」といった具合に、危険を最小限に抑える能力があります。無防備で無鉄砲な桃太郎と違って、念には念を入れて用心するのです。今の様な危機の時代に於いて、申の「危険回避能力」はとても貴重です。
(5)自尊心が強く、媚を売ったりしたら悶え苦しむ
実はとてもプライドが高く、自惚れに近いくらい自分自身に誇りを持っています。しかも、尊大な桃太郎と違って、それを態度に出したり、相手に押しつけたりすることは決してありません。それが申の賢いところです。だから、周りから謙虚でエライと言われるのです。
但し、自尊心が強いために、人に媚を売ることがとても苦手で、申にとって苦痛この上ないのです。そのため、損をすることも少なくありません。
だからこそ、申には、媚などには凛として動じない桃太郎の存在、申の良さを必ず見抜いてくれる桃太郎の存在が必要なのです。
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