「駅そば」ファン

私はいわゆる「駅そば」をよく利用します。
お蕎麦が好きなこともありますが、何より時間がかからないのがありがたいのです。

数ある駅そばの中でも、特にお気に入りの1軒が渋谷にあります。
お昼時に渋谷を通り掛かることがあれば、必ずと言って良いほど、その店に寄ります。

なぜ、その店がそんなに気に入っているかと言うと、随所にお客様への心配りがあり、なんとも言えない心地良さがあるのです。

まず、チケットは自販機ではなく、人が売っています。
機械ではないので、聞けば答えてくれますし、押したいボタンを探して戸惑うこともありません。
安心して注文ができます。

カウンターでの注文をスタッフが復唱すると、それがマイクで厨房に伝わるらしく、いつも席に着くとあっという間に料理が運ばれてきます。

スタッフは結構ベテランの女性が多く、そのスタッフたちが、「温かいかき揚げそばのお客様!」などと言いながら、きびきびと運んできてくれます。

注文の料理は小さなプラスチックのお盆に乗って来ますが、どんぶりの下には滑り止めのマットが敷いてあります。
混んだ店内を、急いでお蕎麦を運ぶスタッフが、安定して運べる工夫です。

食べ終わって席を立とうとすると、「片付けますからそのままにしておいて下さい!」と声が掛かります。
そして、サッと片付けて次のお客様の席を準備します。

お昼時には長い行列ができますが、この回転の速さを知っているお客様たちは、すぐに順番が回ってくることが分かっているので、安心して並んでいます。

スタッフの言葉遣いは丁寧で温かみがあります。
たまに見かける若いスタッフも、ベテランスタッフを見習って、同じような言葉遣いが出来ています。

その店のファンの年代は幅広く、店内はサラリーマン以外にも、年配のお客様が多くいらっしゃいます。

お蕎麦も美味しく、季節のメニューの工夫も魅力的ですが、私は何よりもこの店の、なんとも温かみのある雰囲気が気に入って通っています。

 

 

 


 

 

1216.JPGのサムネール画像

新橋SL広場のクリスマスイルミネーションです。

派手さはありませんが、通りかかる人達が嬉しそうです。
(写真と本文は関係ありません)