▼提案をお願いします。

 先日、あるショッピングモールで買い物をした時のことです。
 
知人へのプレゼントを選ぼうと、雑貨店を何店舗か回ったのですが、販売している商品は違っていても、接客対応でどのお店も共通していることがあるのに気がつきました。
 
お店でプレゼント用の商品を探していることをスタッフに伝えると、どのお店でも人気商品やお薦め商品を教えてくれるのですが、プレゼントの目的、対象者、予算など、本来、商品の提案に必要と思われることについては全く確認がありませんでした。
 
ブランドのコンセプトや商品情報は丁寧に伝えてくれますし、ラッビングの見本を見せてくれたりと、対応は親切なんですが、今ひとつ、私が望んでいる特別感のようなものがありませんでした。
 
それがお店の方針と言われてしまえば仕方がないのですが、スタッフの商品知識が素晴らしいだけに、何とももったいないと思いました。
 
プレゼントを選ぶという作業は、なかなか時間と手間が掛かるものです。誰にでも当てはまって喜ばれる商品も悪くはないのですが、プレゼントをする相手の人となりを知っているからこそ差し上げたい、その方にピッタリの商品を選ぶためのアドバイスや提案をしてくれるお店があれば、ぜひ通いたいと思うのは、私だけではないと思います。
 
★店長はスタッフに商品情報を覚えさせるだけではなく、お客様の要望をしっかりと聞き取って、その要望に合った満足感の高い商品を提案できる力を付けてあげてほしいと思います。
 
DSC_0770.JPG街ではハロウィンのディスプレーが目立っています。
 

▼お客様が見ています。

 先日、ある都心のカフェでスタッフと打合せをした時のことです。
 
その店の注文カウンターのスタッフは、いつもなかなか感じがよいのですが、その日はちょっと様子が違っていました。
 
いつもはテキパキと自身でオーダーを受けていますが、その日はどうやら新人のOJTを任されたようです。飲み込みの悪い新人スタッフがもたついている間にお客様の列ができ、指導しているスタッフはかなりイラついている様子でした。
 
いつもの笑顔とうって変わった鬼の形相で、新人への言葉もきつくなり勝ちです。
 もちろんご本人は自分の表情や声がお客様にどんな印象を与えているのか、気がついていなかったと思いますが、列に並んでその様子を見ている私達は、何だか居たたまれない気分でした。
 
そこまで極端なことではないのですが、ミステリーショッパーでお店を訪問した時にも、よく新人スタッフを指導している光景を見掛けます。

大抵は店内にお客様が居ないときに行っているようで、お客様が入店すると直ぐに止めますが、中には熱が入りすぎて、お客様が入店しても気が付かずに続けているので、お客様が店内で居心地の悪い思いをすることがあります。
 
スタッフを指導する立場の人は、教える知識と経験がある事はもちろんですが、ぜひ周囲のお客様に不快な思いをさせない配慮ができるスタッフであってほしいと思います。
 
★店舗スタッフは、お店に立ったら常にお客様からの視線にさらされている事を、しっかりと自覚してください。
 
DSC_0327.JPG研修帰り、日暮れが早くなりました。

▼お気に入りのお店

 そろそろ秋らしい気候になってきたので、この秋のトレンドを見てみようと、ひさびさにある都心のショッピングモールを訪れたのですが、リニューアルでずいぶんお店が入れ替わっていてビックリしました。
 
ショッピングモールがリニューアルすると、新しくどんなお店が入ったのかを見て回り、その中でお気に入りの店をみつける楽しみがあります。
 
私の場合、お気に入りの店とは、自分好みの商品が置いてあるのはもちろんですが、スタッフの接客がしっかりしていて、何かを買いたいと思ったときに、「あの店に行けばきっと気に入った物がみつかるはず!」という信頼感のようなものが持てるお店のことです。
 
若い頃は買い物というと、片っ端からお店を見て回っていましたが、年令と共になるべく時間をかけずに効率よく買い物をしたいと思うようになりました。
 
そのためには、普段からお気に入りの店を持っておく必要があります。
そんなお店を探すために、新しいお店では商品を見るだけではなく、必ずスタッフの接客を受けてみて、きちんと買い物のサポートをしてくれるお店かどうかを見きわめるようにしてます。

★特に新店舗はお客様の注目度も高く、どんなお店かを見るだけに入店するお客様も多いと思いますが、そんなお客様にも自店舗のブランドや商品の特長を伝えるだけでなく、接客の良さをしっかりアピールしてほしいものです。
 
DSC_0308b.JPGオープンエアが気持ち良い屋上カフェ